単純に面白かったです。
手放しに傑作! と呼べるものでも無いけど、予想以上に充分楽しませてもらいました。
このゲームの一番の醍醐味といえば、Fate特有のサーヴァントの情報がすこしずつ公開されていって、真名が明かされることですよね。
やっぱりドキドキします。
それがあるので、どんどん進めたくなるんですよ。
一週目は、難易度ノーマルで、男主人公、サーバントはセイバーでプレイしました。
以下、各サーバント戦ごとに。
一回戦:ライダー。
マスターは慎二。
中身は違うはずなのに、相変わらずうざい。
一回戦だけあって、それほど苦労せずクリア。
こんか感じで真名が明かされていくのかと、進めるのが楽しみになって、触りとしては充分です。
ライダーの真名は『フランシス・ドレイク』。
例によって、史実では男なのに女になってます(笑)
基本慎二が小悪党なんで、相性は良かったのか、掛け合いが面白かったですね。
ただ、ここでいきなり問答無用で慎二死んじゃうんで、シビアな世界だなとちょっと驚いたりもしました。
二回戦:アーチャー。
マスターは、しぶいおじ様ダン・ブラックモア。
騎士道を貫こうとするアーチャーと、勝つ事を前提に卑怯なことも気にしないアーチャー。
なんで、こいつら組んでんの?
といった感じですが、根底では一緒みたいな感じですね。
アーチャーの真名は『ロビンフッド』。
名前くらいは聞いたことあるんだけど、映画も見たことないし、個人的には新鮮でした。
サーバント戦についてはあまり覚えて無いのですが、毒は鬱陶しかった気がするけど、特に苦労した覚えも無かったです。
三回戦:キャスター。
マスターはありす。
真名は『ナーサリー・ライムズ 』。
なんか、良く分からなかったんだけど、有名な童話が英霊化したってことで良いのかな?
とにかく普通に探索させてくれなかったんで、面倒だった気が…。
やばい、あまり記憶に残ってない…。
三回戦後に、ヒロイン選択というか、ラニか凛か選ぶんですが、凛はアーチャーと絡ませたかったので、ラニを選択です。
四回戦:バーサーカー
マスターは、暑苦しい臥藤 門司。
四回戦はちょっときつかった。
初めてサーバント戦でリトライをしたので。
真名は『アルクェイド』。
いや、見れば分かりますね。
正直サーヴァントとして出して欲しくなかった。
しかも、バーサーカーだし。
まあ、バーサーカー化していたからこそ本来の力が出ていなかったわけで、もし、彼女がそのまま自分の意思で戦ってたらどうしようもないでしょうけど。
最後に、その規格外な所を見せてくれたので満足したのですが。
五回戦:アサシン
マスターはユリウス
勝つためには手段を選ばない。
弱ったセイバーでの戦闘面倒だった…。
真名は『李書文』
ついにFateで中国英雄解禁。
とりあえず、リトライはしなかったけど、ギリギリでした。
そういえば、このあたりは、ラニがデレデレです。
そして、やっぱり主人公は気づいてないのはお約束。
六回戦:ランサー
始まってしばらく、対戦相手全然分からないんだけど、なんか戦いたくないんだなあって雰囲気があって、やっぱり基本良い人凛です。
stay nightの凛とはたぶん違う人だと思うんだけど…。
たぶんそのへんの詳しいことは、二週目で凛を選べば分かるのでしょう。
ランサーの真名は『クーフ-リン』
まあ、これも一応見れば分かる。
いや、もしかして違うかなあ? なんてちょっと期待したけど、そのまんまでした。
ランサー戦はそんなに苦労しなかったかな。
とりあえず、進めるためにはもちろん倒さなきゃいけないわけで、凛が消えていくのはちょっと来るものがありますね…。
七回戦:セイバー
マスターはレオ、生まれながらの王様。
王道が当然と思っているので、横柄な態度も嫌味が無い。
そして、実はアーサー伝説を良く知らないので、こんな人もいたんだといった感じ。
真名は『ガウェイン』なんですが、最初っから普通にばらしてますよね…。
さすが王様の余裕は違う。
しかし、優秀なセイバーなうえに、強力な能力持ちなので、真名が分かっているのに面倒でしたね。
さすがに最後のセイバー戦だけあって、リトライ一回しました。
ただ、能力アップのスキル使うタイミングが分かりやすいので、二回目は結構楽に倒した感じです。
やっぱり、生まれながらの王様には失敗してみなきゃ分からないこともある。
でも、失敗したら即退場…。
ほんと、EXTRAの聖杯戦争は容赦ないですね。
そして、これで終わらず、黒幕登場のラスボス戦。
いや、どんだけ強いんだと思ったら、七回戦のセイバーのがきつかったよ…。
かなり完璧な準備をしていったんですが、特に苦労しなかったです。
とまあ、簡単に書きましたが、それぞれのサーバント戦に関してはこのくらいで。
ラストは物語的にも意外とあっさり終わった感じ。
もっと、くどいくらいやってくれても良かったのに…。
そして、我らが赤セイバーについて。
いや、何この横柄なんだけど可愛くてたまらない生き物は(笑)
褒めて伸びる娘です。
アイテムいっぱい使うと喜びます。
とにかく主人公に甘く、自分にも甘い。
何をしても、主人公を肯定してくれるのが、こんなにも気持ち良いなんて。
もちろん主人公の人柄あってこそなんでしょうけど。
特に印象に残ってるイベントが、雑魚に宝具使うでない→褒める→どんどん使うが良い、みたいな流れのイベント。
ニヤニヤしてしまいますって。
他にもニヤニヤできる部分はたくさんでした。
このゲームを楽しめた要因の一つとして、このセイバーがものすごい気に入ったってのは確実です。
真名は『ネロ・クラウディウス』
いや、もちろん知りませんでした。
そして例によって、史実では男です。
とにかく、読みも無視してごり押しでいけた気もします。
このゲームの難易度の高さってのをそんなに感じられなかったのは、優秀なセイバーであるからこそですよね。
最終レベルは39。
ステータスは、筋力中心に振り分けました。
筋力A+・耐久B・敏捷D・魔力E・幸運D
とこんな感じです。
なんか、このセイバーの性格的に、幸運をもっと上げようかとも思ったのですが、筋力以外だとやっぱり耐久かなあとか思ってそちらを中心にしてしまいました。
とにかく、使えないスキルが無い。
特に、一度HP尽きても復帰できるやつは重宝しました。
そして、イベントによってパワーアップした『喝采は万雷の如く』の強いこと。
宝具じゃないのに、宝具並みのダメージありますからね。
そして、宝具の強さといったらもう。
固有結界に当たると思うんですが、相手のステータス弱体化するは、発動したらダメージ与えるは、発動時限定スキルのダメージは凄まじいはで、これかなり優秀な宝具ですよね。
まだ、アーチャーとキャスターの宝具知らないですけど、ここまで使えるってことは無いでしょう…。
発動時の音楽も良いじ、とっても使ってて気持ちの良い宝具でした。
あと、地味に自動発動スキル、『黄金律・皇帝特権』が便利ですよね。
アイテムに困ったことないよ…。
いや、いくら、引継ぎ要素があるとはいえ、この強さを知っているとアーチャーとかキャスター辛そうだな…。
さて、そろそろ纏めよう。
ジャンルはRPGですが、RPGにしてはイベント部分、ノベルパートは長い。
でも、ノベルとしては短いわけで、もっと奈須テキストを楽しんでいたかったってのは少しある。
だからといって、このゲームに不満があるかっていうと、十分にFateの新作として楽しめました。
二週目、三週目も楽しみです。
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