【ストーリー】
この雨が上がっても、きっと彼女（キミ）を待っている
主人公・藤宮晴真 （ふじみや はるま） は、上奈木（かみなぎ）学園の2年生。
進級が決まった春休み。 晴真は、原因不明の高熱を出して、一ヵ月もの間、入院してしまう。

そして、5月──
晴真の病気が完治して学園に復帰したものの、クラス替えをしたクラスメイトたちと馴染めず、晴真はクラスの中で浮いた存在になっていた。
一方で、数日前に転校して来たばかりの菜乃花 （なのか） も、友達ができずにいた。
ふたりは席も近く、挨拶を交わし、お互いの身の上話をしているうちに、意気投合する。

そして晴真は、菜乃花が “園芸部” に入部するつもりだったと知る。
しかし、園芸部は、一年前に廃部になっていた。
晴真は、菜乃花の望みを叶えてやるため、園芸部設立に向けて協力すると誓う。
それをきっかけに、晴真は多くの友達と出逢い、失った “一ヵ月の時間” を取り戻す。


人懐っこい転校生のクラスメイト
綾崎 菜乃花 （あやさき なのか）　CV：杏津御津
身長：134cm　 スリーサイズ：B70（AA）/ W51/ H68
誕生日：4月1日（牡羊座）　 血液型：A型

晴真のクラスの転校生で、晴真の後ろ席。
明るくて人懐っこい子犬のような性格。 趣味はガーデニング。
色々な要因が重なり、すぐに晴真と意気投合して友達になる。
彼女曰く 「うちは超貧乏」 なため、お姉ちゃんのお下がりでサイズの合わないぶかぶかな制服を着ている。

学園の寂れた花壇を不憫に思い、花壇の手入れをしようと思っていたが、彼女一人では不便な点が多く困っていたところ、晴真の後押しで、過去に廃部した園芸部を復活させようと決意をする。

「やっぱり学校って楽しいなっ。 あたし、晴真くんと同じクラスになれてよかった♪」


隣の家に住んでいる年下の幼なじみ
榊野 このみ （さかきの このみ）　CV：北見六花
身長：152cm　 スリーサイズ：B78（B）/ W56/ H78
誕生日：10月1日（天秤座）　 血液型：A型

晴真の隣の家に住んでいる、一つ下の幼なじみ。
晴真とこのみの両親は、とあるきっかけから家族ぐるみの付き合いをしており、ふたりは物心つく前から一緒に過ごして来た仲で、実の兄妹以上に知れた関係。
家庭の事情により、幼少期の頃から今でもこのみは晴真の家で暮らしており、晴真と一緒に 『フラワーショップ・はるかぜ』 の手伝いをしている。

世話焼きでしっかり者なため、晴真の家では母親代わりに家事や店を切り盛りして、晴真の父・真澄からも一目置かれている。
頼りになる存在なのだが、一方で実は冗談好きで、子供っぽさが抜けない。
晴真と二人きりの時は、エッチな冗談を言って晴真を困らせている。

「あたしは、おでこじゃなくて、唇にキスしてほしかったの。 だから今のはノーカン。やり直し！」


ボランティア部に所属する世話焼きな先輩
小原 花梨 （おばら かりん）　CV：春乃いろは
身長：158cm　 スリーサイズ：B83（C）/ W55/ H84
誕生日：5月17日（牡牛座）　 血液型：O型

自称 “ボランティア部に所属している” 3年の先輩。
入院していた晴真のことを気遣い、同輩の祐希と一緒に色々と世話を焼く。
晴真と菜乃花が園芸部設立に向けて部員を集めている時も、自ら晴真に声を掛けて協力してくれる。

明るくてノリがよく、茶目っ気があり、輪の中では常にムードメーカー的な存在。
親しくなった相手には上下関係など気にせず、むしろ対等な関係を求める。 やや強引なところが玉に瑕。
両親は仕事の都合であまり家に帰れず、ほとんど一人暮らしの状態。

「こらっ、せっかく女の子が声掛けてるのにぃっ！　それでも君は、青春真っ最中の健全な男の子なわけ!?」


孤独なクラスメイト
桜木 雨音 （さくらぎ あまね）　CV：星咲イリア
身長：145cm　 スリーサイズ：B76（A）/ W54/ H77
誕生日：6月18日（双子座）　 血液型：AB型

晴真のクラスメイトで、晴真の面倒を見てくれる女の子。
晴真と同様、雨音もクラスの中では浮いた存在で、晴真と友達になってほしいと頼み、仲良くなる。
雨音曰く 「晴真が初めての友達」 らしい。

口数が少なく、いつも眠そうにぼ～っとしている、何を考えているのか分からない不思議な子。
何事にも消極的で、クラスの中でも常に輪の外から静観しているタイプだが、なぜか晴真のことはいつも気に掛けていて、協力的。

「大勢で遊ぶの、初めて…… ちょっと、楽しい……」


人気急上昇中の舞台女優のたまご
蓮見 玲於奈 （はすみ れおな）　CV：遠野そよぎ
身長：165cm　 スリーサイズ：B85（D）/ W57/ H86
誕生日：9月9日（乙女座）　 血液型：AB型

舞台女優を目指している、売り出し中の女優のたまご。
事務所の意向により少しずつメディアの露出が増え始め、近年ではテレビドラマにも出演してセリフのある役をもらっている。
ただ、本人はあくまで舞台女優のみを志望。 まじめで、努力家で、極度の恥ずかしがり屋さん。

近所でドラマの撮影していて偶然晴真と対面し、晴真が自分を覚えていないと知って、人目をはばからずに大泣きしてしまう。
このみの話では、玲於奈の事務所は 『フラワーショップ・はるかぜ』 の常連さんで、よく高価な花を注文してくれるらしいのだが……。

「他人行儀な呼び方しないでっ…… 晴真君のバカぁ……」


神出鬼没な花売りの少女
花売りの少女　CV：卯月美沙緒
身長：不明　 スリーサイズ：不明
誕生日：不明　 血液型：不明

植木鉢入りの花を売っている、どこかミステリアスな雰囲気を持っている女の子。
普段からみすぼらしい着物を着て、花を売り歩いている。
駅前でゴザを広げて花を売っているところを、晴真のほうから声を掛けて知り合う。

素っ気なくて愛想がなく、ほとんど表情を変えないクールな子。

「あなたに幸福な明日が訪れますように……」


明るく元気一杯な花梨の妹
小原 あんず （おばら あんず）　CV：鈴田美夜子
身長：ちっちゃい　 スリーサイズ：すれんだー
誕生日：12月17日（射手座）　 血液型：B型

花梨の妹で、新品の赤いカバンをしょっている姿がよく似合う女の子。
少々大人びていて、花梨以上にしっかりしている。ちょっとおませさん。

お姉ちゃんが大好き。

「ああ見えて、お姉ちゃんって、恥ずかしがり屋さんなのですよ」