九月というより十月みたいな気温です。朝晩寒い。
そのせいか流行の豚インフルがものっそい勢いで蔓延してるみたいですね。私も一ヶ月前倒しでマスク生活に突入です。

そんな恐怖を感じつつ、隣の県に小旅行行ってきました。
いつも単純にドライブとか、たった一杯のラーメンを食すために越境したりしてるけど（デートとかそういう方面でなく）純粋に観光したことないなと言うことで、大阪から某巨大鍋フェスティバルのためにやってきた友人のお見送りを兼ねて一泊旅行。

美味しいもの食べて、散々歩いて、見て来たんですけど。

坂が凄すぎて身体が疲れたのは否めないけど、瑞鳳殿は観光先としてはいい。派手好きな独眼さんらしさが窺えて「ほほー」ってなる。
けど青葉城は…山城らしくまず坂ありきってのはおいといて、銅像から護国神社に向かってどっと疲れました。ぶっちゃけ普通の観光客は「ぽかーん」だろうなあって光景。
鳥居をくぐったらわき目も振らず参拝するが吉。お守りを買うかおみくじ引いたらそのまま引き返すべき。ずんだタイヤキとか、ずんだシェイクとか、牛タンまん食べるとか、なかなか凝ってる資料館見るとかそっちに行きましょう。←但し３D酔いする人はお気をつけて。

間違っても興味本位で奉納してある絵馬見ちゃ駄目だと思う。

いやー…噂には聞いていたけど、あれは凄いわ…。感嘆でない方の意味で凄い。ああ、どこかでお見かけしましたねえって絵が一杯。←しかも表でなく、裏に。
某所で飛び交うスケブの如き多さで、一枚一枚も願い事の文字よりもとにかく某主（従）の絵しかない。たまに肥さんバージョンも。それよりもどうして六枚の銭マークの彼や、どう見繕っても関係ない大が一杯ある家紋の人が描かれているのかと…追求したらいかんとわかっていても突っ込みたい。かろうじて書いてある文字も、願い事でなくファンレターにしか読めないんですが。そして間違ってもブログのURLは書いたら駄目だろ。普通の絵馬探すほうが大変だという状況。
や、絵馬の表に最初から描いてあるあの絵もいいのかとも盛大に突っ込みたいところですが、とりあえず城があったけど間違っても神社に縁の人…じゃないよねえここ護国神社だし（うにゃうにゃ）と何度か訪れているのに激しくやるせない気分になりました。
某ゆるっと漫画で有名になっちゃった神社なんて、きっとこの比じゃないんだろなあ。
お土産もねえ、いっそそれを職場の土産にしたろかと思うくらい、どう見繕ってもそっち方面の方向けのパッケージ。愛の人のところなんてあれに比べたら普通も普通、むしろゆるキャラで可愛いんですけど。
それら以上にダメージ食らったのが、一般観光客犇く藩祖の銅像の下で腐全開の単語が飛び交うお嬢さんたちの会話。聞きたくないのに声が大きいから丸聞こえ。遠路はるばるいらして感動したのはわかったから周り見て周りー！

戦/国縁の猛者さんたちの観光地は軒並みこんなのなんだろうか。でも愛の人のとこは全然気にならなかったけど、肥さんじゃなくかっぷこんさんの方面だからこうなんだろうか。どっち。
…つまりのところ、純粋に観光したい身にとっては、このブームが過ぎてから静かに見てまわりたいと思いましたってこと。